うつ病の原因は様々なことがある|専門医に相談しよう

女の人

脳の働きに異常が起こる

女医

現代人はうつ病という病気を抱える人が多くなっています。うつ病は、精神的が安定しなくなり心身共に様々な異常を来してしまう病気です。気持ちが落ち込んだ状態になってしまい、何をするにもやる気が出なくなったり、何日も悲しい気分が続いたりといった感情の起伏が激しい状況に陥ってしまうのです。人間は普通、嬉しいことや楽しいことがある笑い、悲しいことや辛いことがあると泣くといった行動を取る生き物です。しかし、うつ病になってしまうとこの一連の動作がうまく機能しなくなります。特に悲しいことはないにも関わらず突然涙が流れてきたり、自分のことを卑下するという傾向が見られる場合はうつ病である可能性が高いといえます。このような症状を感じることがあれば、精神科などで専門医に診てもらうことをおすすめします。

うつ病を発症してしまう直接的な原因は、脳の働きが衰えていることが挙げられます。私達が普段感情をうまくコントロールすることができるのは、脳が正常に働いてくれているおかげだと言われています。しかし、うつ病になってしまうと脳から発せられるセロトニンというホルモンの分泌量が極端に減ってしまいます。セロトニンは、別名幸せホルモンとも呼ばれています。人が何か喜びや嬉しさを感じたときに、このホルモンは分泌されます。心を落ち着かせてくれるという効果があるため、人間にとって非常に重要なホルモンとなっています。うつ病の人はセロトニンが普通の人に比べて少ない傾向があるため、常に悲しい気持ちやネガティブな感情に支配されてしまうという状態に陥ってしまうのです。では、何故このような異常を来してしまうのでしょうか。その大きな原因はストレスと言われています。ストレスを受けることは日常のいろいろな場面で考えられます。中でも特に職場で受けるストレスを抱える人が最も多いとされています。職場の同僚や上司との人間関係、任された仕事への不安、プレッシャー、作業量の多さ、労働環境などといったものが原因で、知らないうちにストレスを溜めてしまっているのです。このような精神に大きな緊張や負担をかけている状態が続くと、脳がSOSを発します。脳の側頭葉という部分が反応し、ストレスホルモンが大量に分泌されるようになります。ストレスホルモンは、あまりにも大量に分泌されてしまうと身体や脳の機能が低下してしまうのです。ストレスホルモンの分泌を自分で抑えることは不可能です。脳が自然に機能してこのような状況を生み出してしまうため、ストレスを軽減することが大事です。辛いときは無理せずに休んでみることも必要です。うつ病を発症しないためにも、原因となるストレスを少なくするよう心がけましょう。