うつ病の原因は様々なことがある|専門医に相談しよう

女の人

大切な存在を失うこと

看護師

うつ病になると精神的に不安定な状態が続くようになり、暗く塞ぎがちな生活を送ってしまいます。現実では特に何も悲しい出来事が起こっていないにも関わらず、何故か涙が出てきてしまったり悲しい気持ちになってしまったりといった状況に陥ります。うつ病になる原因は、ストレスを過剰に溜めることから発症してしまうと言われています。しかし、一言でストレスといっても様々な種類があります。人間関係でのストレスや仕事で受けるストレス、身体の疲れからくるストレス、環境の変化が及ぼすストレスなど多岐に渡るのが特徴です。人間は普段の日常生活で、あらゆる物事からストレスを感じています。意識していなくても自然と発生するものなので、なかなかストレスを軽減するというのは難しいですが、適度に気分転換をして気持ちをスッキリさせるように心がけるといいでしょう。

うつ病の大きな原因となるストレス。中でもうつ病を発症しやすくなるストレスは、喪失体験というものです。喪失体験とは、自分が大切にしていたものや人、思い入れのある存在となるものが失くなってしまうことです。何か特定のものに没頭しやすい人がこの体験をすることが多いと言われています。仕事や趣味、ペットなどに深く入り込んでいき、それが人生の全てだという人は、それを失ってしまったとき大きな喪失感を感じます。今まで全てを注ぎ込んできた存在がなくなるわけですから、普通とは比べ物にならないほどのショックを受けることでしょう。このような喪失体験を経験したときは、身体や心にあらゆるダメージを与えてしまいます。夜なかなか眠れなくなったり、食欲が湧かず痩せてしまったり、何をするにも気力が起こらなくなったりといった症状が表れるようになるのです。次第に生きたいという気持ちも薄くなっていき、死という最悪の選択をしてしまう可能性も高くなるのです。喪失体験には、大きく分けて二つの種類が存在します。その種類は、外的喪失体験と内的喪失体験というものです。外的喪失体験は、外部の人やものに対して抱く喪失感のことです。自分の大切な存在である人やものが消えてしまうことで、この外的喪失体験が発生します。また、内的喪失体験とは、人やものがこの世からなくなってしまうというものではなく、自分が信頼を持って接していた人から裏切られてしまうことや、憧れを抱いていた人が実際はイメージと全然違ったなどということが原因で喪失感を味わうことです。何かに強い思い入れや感情を持つことが多い人は、このような喪失体験をきっかけにうつ病へと発展してしまう可能性が高いです。症状を自覚することがあれば、早めに病院を受診することが大事です。最近では、様々な病院でうつ病の治療が行われるようになっています。専門医に相談することでうつ病の原因を解明し、症状を和らげることができるでしょう。